葬儀で一番大事なものは、また忘れてはいけないものは、骨壺です。これを忘れたり適当に選んだとすると、あとで後悔することになります。大事なことで、わりと知っている人も多いではないかと思われるのは、東日本と西日本の骨壺のサイズの違いです。大まかにいえば、関東以北は全収骨で関西以西は一部収であることがほとんどです。例えば一部収骨の西日本ですごく大きなサイズのものを選ぶと、墓のカロート部分に収納できない場合があるため注意することが必要です。また逆のケースで、全収骨の東日本で小さすぎて遺骨が納まりきらないという場合があります。このように各地で、骨壺についても慣習が違うので、注意してください。
結局のところ、日本の慣習については、骨壺なしに葬儀の終了というのはなりたたないのですから、葬儀備品に骨壺は、欠かせません。最後の骨を安置するのに使用するものですので、なかったら片手落ちになってしまいます。また人気の品というより、必需品であり、それなりに購入しやすい値段になっています。最近の骨壺は、デザインもよく値段も高価なものから手頃な価格のものまでいろいろあり、自分の選択肢にあったものを、購入しやすいようになっています。